道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

日本のAndroidエンジニアはゼネラリストという話

ある会食で聞いた話だけれど、日本のネイティブエンジニアは海外の人から見るとゼネラリストだよねと言われるそうだ。 なぜなら、UI、データベース、通信、画像処理、設計などなどすべてやるかららしい。 日本で働いているとこの感覚はあまりないと思う。そ…

フィリップ・K・ディック「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」を読んだ

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕作者: フィリップKディック出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/02/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 今年に入ってから四作目のディック。先に書いておくとめちゃ面白かった。 ディックは過去…

フィリップ・K・ディック「偶然世界」読んだ

偶然世界 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-2)作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明(ポジトロン),小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/05/31メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る ディックのデビュー作。 この時か…

ジムに通って1ヶ月が経った

blog.kaelae.la この記事から1ヶ月ほど経った。週二日で通い続けている。今日も行って、これで11回行ったことになった。 Twitterに呟いて自分ジム行ってます感を出して満足しないようにする。ブログは経過を残しておくと習慣化が進むのでおすすめ。エンジニ…

「〜でいい」が「〜がいい」に変わるとき

雑に言うと情が伝わる瞬間は、自分の「〜したい」や「〜がいい」という意志がはっきりしてきたときだという話。 最近は「婚約ブロードキャスト」(婚約したよと言いふらす)を飲み会やら久しぶりに話す人などに行っているわけだけれど、よくよく聞かれるのは…

丸数字を使うデザインの意図

丸数字って何を伝えたいから使うんだろう? ①みたいなやつ。 とにかくデザインの意図がさっぱりわからない。色を変えたり大きさを変えたり、手を変え品を変え、丸の中に数字を入れる。 一体何がよくて使うんだろう。というか、丸数字で何が伝わるんだろう。…

ジムに通い始めた

今年やることのうちの1つだったので、ジムに通い始めた。 今回登録したのはコナミスポーツ。関東ITソフトウェア健康保険組合(通称ITS)に加盟していると安く通えるのが利点だ。 コナミスポーツクラブ | [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合 最高クラス…

なぜブログを書いてるのだろう

omoさんのブログを読んでいて、クラクラするほど共感と反省とが入り混じり、感動したものを見つけた。 Why Blog - steps to phantasien 自分がブログで書いたことのある矛盾を見つけ出した気がした。 俺は「大衆向けにこのブログを書いてない」とこのブログ…

DroidKaigi2018で発表した感想

AndroidTV Oreo Dip // Speaker Deck 発表してきた。覚えているうちに残しておく。 かなりニッチな内容なのに、参加者0とはならなかったので安心した。 今回ちゃんとアイスブレイクを入れてみたけど、滑らずに終わったのでよかった。 比べてもしょうがないけ…

DroidKaigi2018でAndroidTVネタで発表します

droidkaigi.jp 最近の苦悩TweetやDroidKaigiの活動をみているかたはすでにご存知かもしれませんが、今週に迫ったDroidKaigi2018で登壇します。 DroidKaigi 2018採択されました!楽しんで発表するので、頑張って聞いてくださると嬉しいです。(冗談言えるの今…

kotlinでjsonパースはkotshiがいいかも

potatotips #47で発表してきた内容。 Androidのjsonパース事情 javaでのjsonパースといえば最近はもっぱらgoogle謹製のGsonだったと思う1が、Androidにおいてはsquareが作っているretrofitというHttpクライアントを使うので、それと相性がいいmoshiが好まれ…

フィリップ・K・ディック「火星のタイム・スリップ」読んだ

火星のタイム・スリップ作者: フィリップKディック出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/12/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 途中からいい感じに幻想世界なのか、過去なのか、未来なのか、並行世界なのかわからなくなる。ガブルガブル。 …

2017年の旅振り返り

帰省の多い一年だった。あとは二人で出かける機会が多かったので色々いった。 2018年はもう少し旅行しやすくなる。 函館 嫁が地元なので、何度も帰った。2017年だけで9回w 生まれも育ちも函館な自分が自分で行って確かめた、おすすめスポットを紹介しておこ…

フィリップKディック「シミュラクラ」読んだ

シミュラクラ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明,山田和子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る プロットがややこしいが、メモしながら読んだので割と読めた。 同…

2017年の陶芸振り返り

丸二年間くらい続けているわけだけども、後半にかけて少しずつ自分が思うようなものを作れるようになってきた。 インスタのリンクを載せているので、複数枚あるものはリンク先で見て欲しい。 これは一月に仕上がった徳利。まだまだ出来が悪い。 徳利が仕上が…

2017年の振り返り

この振り返りは2017年の1/1から少しずつメモを更新して書かれている。 観測してる範囲のエンジニアたちはTwitterで振り返る2017的な記事にしているけど、面白いなと思った。 (はてなブログに限らないけどTwitterリンクが多い記事って読み込みが遅いからあま…

「トータル・リコール ディック短篇傑作選」読んだ

トータル・リコール ディック短篇傑作選作者: フィリップ・K・ディック,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 先の早川書房SF小説セールで購入した中の一つだっ…

【AndroidTV】android.support.v17.leanbackの中を読む ~part2. TitleView編~

前回に引き続き、AndroidTVのleanbackを読んでいきます。 今回はAndroidTVのアプリ開発をするといつも必要になる「TitleView」のカスタマイズについてです。 これを読んでいる方は、AndroidTVで下のようなレイアウトを実現できるでしょうか。 youtu.be もし…

【AndroidTV】android.support.v17.leanbackの中を読む ~part1. FocusHighlight編~

CyberAgentAdventCalendar4日目を担当するまえかわです。 前回は山本孔明さんのAnsible2.4でネットワークプログラマビリティな運用を考えるでした。 -- 現在はAbemaTVで開発を行なっており、AndroidTVデバイスの開発を行なって一ヶ月ほど経ちました。Android…

フィリップKディック「ザップ・ガン」を読んだ

ブレードランナー2049の余韻も少し落ち着いてきたこの頃。 先々週くらいにアマゾンで激アツの海外SF小説セールが行われていたので、すかさずディック作品を買い漁った。 ここからはしばらくディックばかり読むことになると思う。 huyukiitoichi.hatenadiary.…

「/dev/kvm is not found.」が治らないとき

AVD(Android Virtual Device)をするためにはそれに適したCPUとKVMというソフトウェアが必要になる。 PCを新しくしたのでいつものようにAndroid StudioでAVD Managerを使い仮装マシンを立ち上げようとしたらこうなった。 これはmacを10.13以上(High Sierra)に…

チョ・ヒチョル「1時間でハングルが読めるようになる本」読んだら本当に読めるようになった。

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)作者: チョ・ヒチョル出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2011/08/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログを見る この手の本の胡散臭さは半端じゃないよ…

ブレードランナー2049を見た

トピック「ブレードランナー2049」について www.youtube.com 映画を見た後、Twitterで思わず雑につぶやいていたのはこんな感じ 見た。KとJoiに感情移入しすぎたし、希望を描くようで残酷な物語で辛くなる。映像はまじでスゴい。 pic.twitter.com/9aVdzWZ8Ds—…

サマセット・モーム「月と六ペンス」読んだ

月と六ペンス (新潮文庫)作者: サマセットモーム,William Somerset Maugham,金原瑞人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/03/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る ググってみてからゴーギャンが作品のモデルだと知った。ゴーギャンの本物の…

アゴタ・クリストフ「ふたりの証拠」と「第三の嘘」読んだ

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/11/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 327回この商品を含むブログ (119件) を見る 第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタ・クリス…

客を選ぶ飲食店

いいお店はあの手この手で客を選ぶ。 こんな言い方をすると「お客は神様だろ」的なことを言われてしまう。 仕事のときもユーザー目線になろう!と使ってくれる人のことを意識する。 個人的な意見だが、自分の作るものを最高に愛してもらうには、ある程度自分…

米原万里「ガセネッタ&シモネッタ」読んだ

ガセネッタ&シモネッタ (文春文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/09/20メディア: Kindle版 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 前回の本を読み終わった時にサジェストされて、なんの前情報もなしに読み始めた本。 米原…

趣味やこだわりがある=面倒な人?

俺は基本的に聞かれないと自分の趣味について話さない。*1 ブログは自分のメモなので、思う存分趣味について書いているのだけれども。 よく、料理ができる人みたいなこだわりや趣味がある人に対して「そういう人は面倒くさそう」「一緒に生活しにくそう」な…

仕事の悔しさと楽しさ

仕事に対して不満や悩みはあるが、全てを自分の力で解決できるほど、思ったより自分はなんでもできるわけじゃない。 そんな悔しさを感じていたら、前に見たNEW GAME! 第六話で青葉と八神さんのやりとりが響いた。 [青葉] 私も今、八神さんが私と同い年には、…

HHKB20周年記念ユーザーミートアップ参加してきた

昨年の12月でHHKBは20周年を迎えていて、そのユーザーミートアップが行われたので参加してきた。ゲストの増井さんも話したかったのですごく楽しかった。 www.pfu.fujitsu.com 来た!和田先生のビデオメッセも! #HHKB20th pic.twitter.com/QkKLVEHdRX— Yuich…