道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。を読んだ

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今月読んだのはこの本とノンデザイナーズデザインブックの二冊。 この本は会社でご退職されたデザイナーの先輩が755で勧めていた本で、 ちょうど25歳だし釣られて読んでみるのもいいなって思ったので読んだ。

この記事は一時間でしっかり書き上げられるかテストしながら書いているので、結構雑になっている部分があるかも。 他にも文章を面白くする系の本を読み始めているので、ちょっとだけ意識している。 昨日夜に書いた記事をお昼にちょっと確認してあげた。

自分の会いたい人リストをあげてみる

50の伝えたいことのなかにある一つで松浦さんは会いたい人リストを作っているという話が出てくる。 これはいいな!と感激したし、自分もよくメモしてThings to doを書いているけど、人生を通じた目線で書いていない。 会いたい人リストは人生単位だし、すごくやりたいので早速ここに書く。昨年見城さんに会ったが、お話までできていない。 なので自分のリストは少しアレンジを加えて、会ってお話をしたい人リストにする。

会ってお話したい人リスト

  • 茂木健一郎
  • 池谷裕二
  • 磯山さやか
  • 原研哉
  • マークザッカーバーグ
  • 麻生太郎
  • 秋元康
  • ダニエルクレイグ
  • Perfume
  • 花澤香菜
  • 村上龍
  • 木村拓哉
  • アンハサウェイ
  • EXILEのHIRO
  • L'Arc〜en〜Cielのhyde
  • 木村カエラ
  • レッチリのフリー
  • 結城浩
  • 庵野秀明
  • ビートたけし
  • 大泉洋
  • 園子温

このリストは考えているだけでワクワクした!やっぱ人生をかけていろんな人に会って、いろんな影響を受けて、 もっともっといろんな人に影響を与えていける人間になりたい。そう思うとどうやって会おうか?何を話したいか? とか考え出して止まらなくなってしまう。25歳、まだまだこれからでしょう。出世には味方を増やすのが大切だし、 自分はそういうのに恵まれた環境にいる気がする。水野さんに有名人に合わせていただくこともできるかもしれないし。 飲み会ではホリエモンの横に座って積極的に話していく必要がある。もっと貪欲に生きよう。 このリストはEvernoteに常駐入りした。

そういえば前にあげていたやりたいことリストを現状どのくらいできているだろうか?ここで振り返る。

今年のやりたいことリスト

  • Vimmerになる(vimrcの整備、公開までやる)
  • ろくろ回す(陶芸チャレンジ)
  • 先輩の仕事をもぎ取るエンジニアになる(巻き取る)
  • 手を動かしてモノを作る(webページ作成,アプリ開発,ライブラリ公開)
  • サーバも触る(web周りから見たい):今年中に何ができるか見つめ直す
  • Javaの資格取る:まだ手付かず…
  • 社内政治なんかしないでエンジニアになる
  • お酒飲み過ぎない :前より飲まなくなった
  • 月本2冊以上ブログ2記事以上アウトプット,年間なにか作品100本以上インプット なんとかいけそう。
  • ブログを月1000人に訪れてもらう(現状100人):無理
  • バイク買う:買った
  • 一人で考え問題解決する癖を徹底する:大抵誰も助けてくれない
  • 盲腸を再発させない:再発したけど手術によりもうなりません

現状みたところ7割くらいの達成だろうか。体調管理はあかん…ろくろはすぐにでも回しに行かねば!!Vimはちょっとおいておいてます。笑 大体Android StudioとAtomしか使ってないなぁ…

撮りたいモノ・人リスト

  • 綺麗な家族写真
  • ウユニ塩湖
  • F-1
  • 月の大きな写真
  • オーロラ
  • クジラ
  • ピラミッドとスフィンクス
  • 戦闘機
  • 地球

やっぱり最近、自分はカメラが好きだと思ったし、もっと上手く撮りたいのと、日常的に撮りたい。 これを成し遂げるためにまずフルサイズ一丸と三脚とシャッターリモコンが必要なので買う だいたいSonyで揃えたい。最近みたα7R IIが欲しい。 高すぎェ…

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言葉の使い方はやはり大事だということ

弊社は社員の年齢も若いし、社風のせいかコミュニケーションも自分たちにとって心地よいものになりがち。

ありがとうを具体的に伝えるという気づきをもらえたのはいい。ダメなことを注意するときも、何がいいことで、 それに対して何が悪いから注意するというのと似ている。人間の感覚を操作するための方法の一つだと思うけど、 ありがとうと伝えたとき、何に対してありがとうなのか、どうしてありがたいと感じたのか伝えると、 伝えた相手にとっての成功体験となる。それはまた良いことしたいと思うサイクルを生むし、 意外にもこんなことで人は嬉しく感じるものなのだと発見があるかもしれない。そういう発見を日々のコミュニケーションで増やしていきたい。

自分はコミュ障だと平田オリザの本の感想を書いたこの記事で自覚している。考え事をしていると目を合わせない、 聞いているけど考えているときの返事は適当、先輩への接し方が雑(慣れてしまう)、女性の方が話しやすい、などなど自分の癖がある。こういうのを少しずつ直していくことと、先輩や上司とのコミュニケーションはもっとロジカルにしていきたい。

あとは「とりあえず」をよく使ってしまっているなぁということに気づいた。自分は走りながら考えるタイプなので、 「とりあえずやってみる」が好きなのが原因だと思う。緻密な計算をしても(今の自分では)上手くいかないことを知っているので、 どうしてもとりあえずやってみてしまう。でも悪いことではなくて、とりあえずという言葉と考え方が良くない。 「まずは」に変えるだけで一気に雰囲気が変わる。自分の考え方も変わる。なぜか「まずは」というと、ある程度考えている中で、 初めの一歩を踏み出すように感じる。これは思考へも影響して、このあと何をしなきゃいけないかを無意識的に考えている。 これはすごく良いことだなぁと思うし、読んでからすぐに意識するようにした。

体調管理は本当に大切

今月の一周目の週末に盲腸を再発してしまった。めちゃくちゃ仕事が大切な時期なのに、追い込みや食生活が悪くて再発。 大学の頃気づいたとき、すぐさま病院に行って対処していればこうはならなかった。入院は三日だけど、 トップアスリートだったらとんでもないブランクだ。プロとしての意識を持って、体という資源を最大限生かしならが戦う。 健康管理はちゃんとしないといけない。自分は思っている以上に強くないのだと気付いて、認めることが大切だとわかった。

人間は思った以上に肉を食わなくていい。これ大切。笑 盲腸について詳しくなったのでよしとする。

ほんの少し、一瞬の期待にどれだけ答えられるか?

上に行く人は小さなことを見ているという内容のところでふと思い出した。自分は取締役の水野さんに期待されている。(気がする) たまに「お前は〜がダメだ」としっかり言ってくれる。とっても幸せなことだ。その水野さんにため息をされる人にはなりたくない。 元気のない朝礼をしてはいけない。ほんの少しのことだ。やる気がなさそうにしている若者を見て嬉しく思う人はいない。 俺は若いからこそ誰かに提供できることがあるし、チャレンジさせてもらえると信じている。それを自分の役割でないと思う人もいるけど、 若いということ以上の特権は他にない。若いからこそ、自分の枠を決めずになんでもやって期待させたい。魅せたい。 普段の小さな約束を守ることも大切だと思う。何気ない一言の約束を絶対に守るべきだ。忘れてしまわないようにすぐにメモする。 すぐに行動に移す。すぐに実行する。すぐにやり遂げる。スピードとパワーがある今だからこそやるべきなんだ。一瞬で歳をとっていくのだから。

大切なのはトップのそばにいること、本物を見ること味わうこと、目線を合わせること。理由はなんでもいいからすぐそばにいく。 そうすれば見えるものが全然違うことに気づくし。

水野さんに言われて後悔していることがある。ある業務外の業務に関して、 自分から社長に「他の日に巻き返すので、この日手伝いたい」と言って、手伝って欲しかったということを伝えてくれた。 そのときはスケジュール的にも詰まっていて、心の余裕がなかったし、そんなの許されないしさっさと実装しなきゃって思ってた。 でも後から冷静に考えたら、すごくもったいない瞬間だった。笑ってごまかした自分が恥ずかしかった。その一瞬を真剣に挑戦したら、 俺はもっと期待してもらえる人間になれたと思った。絶対にこの次はやると決めた。そんなことを思い出せてくれた本。

全体を通して

この本は見開きで左側に伝えたいメッセージ(松浦さんのやりたいこと)を大きく書いていて、 右から3ページの具体的な内容を書いている。非常に見城さんの「憂鬱でなければ仕事じゃない」の 構成に似てる本だった。このタイプの本が読みやすくて好きだ。先に言いたいことをわかりやすく書いて、 後からその説明をしっかりとつけていくのが好き。啓発?本に良くあるのかもしれないけど、 読む時のリズムが一定になるので頭を整理しながら読める利点がある。

エンジニアリングでも、メソッド名が重要なのはこのせいかもしれない。メソッド名に伝えたいことを書く、 その中身をおおよそ連想しながら伝えることができる命名は重要だ。ここで見せられるソフトウェアはかっこいい。

大抵は見城さんの本を読んでいるので実践していることが多かったけど、意識してもまだまだ出来ていない部分が多いなと感じた。 そこに足りないのは「もし自分が〜なら」という視点であって、それがこの本のテーマでもある。 もし自分が一緒に働くデザイナーなら、もし自分がこの会社の経営者なら、もし自分が相手の立場なら、 そういった「思いやりと想像力」が自分を成長させるし、若くてエネルギーのある今から大切にすべきことなのだと再認識した。 これはあくまでも最低限の話で、そこからプラスαの自分になれるかが重要だとも思った。この本も、 50のことというタイトルなのに50からのワンモアシングスで51番目がある。こういうことなのだなぁと。 誰かの気持ちになって、嬉しいことを考える。思いもしなかったことを考える。そうやって自分の良さを提供していく人生がいい。

この本の影響を受けて実践することをまとめた。

  • 会いたい人リストを潰していく
  • もてなすときは最高に全力でする、もてなされるときは遠慮しない
  • 暴飲暴食しないで、健康第一
  • 言葉遣いをさらに気をつけてみる
  • 一瞬の期待に応えるように準備する(奥山さんのムーンショットデザインに通じる)
  • 人生で成し遂げたいことを考えて、それを人にも伝えて巻き込んで、実践していく

最初に書いた通り、1時間で書けるかどうか挑戦したのだけど無理でした。笑 実際には2時間かかった。いい文章をできるだけ短い時間で書くことは自分のなかでとても重要だと思う。 自分はプログラムを書いて飯を食っているので、考えて文字を打って何かを完成させるという点において同じだ。 よく読んで、よく考えて、いい文章を、いいプログラムを書き続ける。それが俺の人生のミッションだと思っている。

この本を読んでみて本を読みたくなった作家

こうやってメモっておくと自分の潜在意識のなかに取り込まれて、本屋さんでふとしたときに思い出したりする。 思い出せないことも多いけど、自分の脳の選択なのでそれはそれでいい。ここで潜在意識に溶かし込むのが大切。

  • 本多勝一
  • 植草甚一
  • 司馬遼太郎