道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

最近見たもの聴いたもの

映画 バベル

映画の存在は知っていたが、見たことなかった作品。いろいろ話題になったのを覚えてるけど、どうも手が進まなかったので元旦風呂上がりに気分入れ替えて挑戦した。そもそもバベルの塔という旧約聖書の話を知らなかったので知れてよかった。というかバベルの塔の話を知らないと、ん?って思う部分多すぎて勉強不足を感じた。けど旧約聖書読んでる人って周りにいないけどなぁ…基本映画とか漫画がメタファやオマージュとして使っているものが気になって調べると、聖書だったってのはあるけど。むしろ教徒じゃないのに熱心に聖書読む人は研究者とかくらいだろうか。まぁでも好奇心として読んではみたい。聖書まとめみたいな本ないかなぁ。情報を圧縮して得たい。 映画の感想は総じて「何言ってんだこいつ」感が渦巻いていく感じ。渋谷とか出てきてこの日本のイメージ大丈夫かなとか思いつつも、いい家に住んでんなぁ…とか余計なことを結構考えてしまった。とりあえずバベルの塔の話を念頭において見てみると、結構日本のシーンが物語の重要なメッセージを伝えているんだなと気づくはず。そんな映画だった。

こういう話はエンジニアリングやチーム開発の世界でもありえると思っていて、仮に経営者を神とするならば、チームが頑張って神に気に入られるプロダクトを作っていると、ふと神の思いつきであっけなく塔は完成せずに崩壊するのが一つ。もう一つあって、チームのみんながそれぞれの立場でしか考えず、各々の言語でしか話さなくてポシャるのがもう一つかな。だからチーム内の共通認識とか軸は必ず持っていて、なおかつそれをベースにした言語で会話が行われていれば、高い塔はつくれるんじゃないかなと思う。もちろんここでいう神はユーザーと呼んでいる人たちだけど。それもちょっと語弊があって、いわゆる「お客様は神」精神ではないことに注意。

音楽 Suchmos

http://suchmos.tumblr.com/

すごく好き。ハマった曲のリストはこちら。

https://play.google.com/music/playlist/AMaBXylyGnjSrn0UXTWDwT85lGivoi_-2kAvZTlBt9N4V-7CmzELchTOIsgNYAJr4VkweCpKcWrnw-7nZJ0uroWbiRpOI7pRhw==

GooglePlayMusicの埋め込みもう少しリッチになってほしい。多分どちらも対応必要だろうな。あと、タンブラーの埋め込みも全然リッチじゃないのはまぁ納得してるw

THE BAY

THE BAY

本 ヘンな論文

本自体は半年以上前に買ってすぐ読んでいたけど、メモだけして思ったことをまとめていなかった。 積読本消化は、感想を書いてまででカウントする。 大学の先生が読んでいたので面白そうで読んでみた。サンキュータツオという高学歴芸人が著者なのだが、世の中の「珍論文」を探しては読み漁っていて、その中でも面白いものを紹介している本だ。発売時期に小保方さんの云々があったせいで、これだけ情熱の籠った論文の無断引用や論文を作るときのコピペなどにも厳しい主張をされている研究好きな人のエモい書き終わりだった。それはさておき、自分が普段気になるようなことや何度聞いてもどうでもいいと思うようなことまで、古今東西いろんな研究があるなぁと思いながら読んでいた。自分は乗客数によるバスの遅延を正確に測りたいという研究をしていたが、この本に載っている論文の方がよっぽど面白そうだ笑 自分は研究のおかげでバスでも行けるなら電車よりバスを選ぶくらいバスが好きになったけど、この本に出てくるモノ好きたちはそんなぬるいモノではないんだろうなと思った。

個人的に好きだったのは「あくびはなぜうつるのか」と「湯たんぽ」の話だった。あくびの血中酸素説は早々に否定される研究が発表されていて、今では「あくびについて考える」だけであくびが誘発されやすいという結果まで出ているそうなw あと大切なのはコミュニケーションをよりうまく行うために人間が会得した、「相手の顔や仕草をみて共感を得る」という能力がこれに大きく関係しているということだろう。つまり相手の気持ちになりたくてよく観察しているからあくびが移るのだそうだ。面白いなあ。あくびがでるほど退屈だったわけではなかったのは安心した。バキの新章であくび云々のやつあるけど、研究結果からすればイメージが全然違って見える。 あと、湯たんぽのほうでは「湯たんぽの謎は、深まるばかりである」の部分でクソ笑った。全体的にサンキュータツオさんの文章がツッコミの口調で書かれているのもこの本の面白いところ。湯たんぽの伊藤先生の「誰にもわかってもらえないけどやめられない好奇心」みたいなのがかっこよくて、自分もこういう人間でいたいなぁとしみじみ思った。最近自分が気にしているデザイナーとエンジニアみたいな部分で考えると、実はよいデザイナー、エンジニアは探究心、好奇心、収集欲が強いように思えてきた。自分も人には言えないが、レッドブルのリングプルのみを集めたり、ステッカーを集めていたりと収集欲が昔からある。すべての道はローマに通ず。というわけか。自分も伊藤先生に会って、湯たんぽの紹介を聞いてみたい。

他にも面白い「珍論文」が載っているのでオススメ。例えば猫の癒し効果についての研究やおっぱいの揺れに関する研究など、本当に「何言ってんだこいつ」みたいなのがたくさん出てくる。コラムでは論文というものについてや珍論文の面白さについてサンキュータツオさんの意見などが書かれていて面白い。コラム「タイトルの味わい」とかもすごい好き。論文におけるいいタイトルとはなんだろうみたいなのがわかるし勉強にもなる。文字数もページも少ないのですぐ読めるし、ぜひ読んでみて。笑

ヘンな論文

ヘンな論文

映画 ヘルタースケルター

突然沢尻エリカのチ🙆ビが出てきてビビる。最初のシーンでほうれい線が気になる。蜷川実花の演出はさくらんとかもそうだけど綺麗だなぁと思う。岡崎京子さんの漫画をもっと読んでみたいと思った。過激な描写、ド派手な演出、あの沢尻エリカ様が!!!的な話題作だったし、ちょっと楽しみに見てみたけど、内容は読めすぎてドキドキ感が足りなかった。最近手術した身としては、整形手術をしてまで美しくなることへの執着は理解できなかった。でもそれは自分が自分自身の容姿に少なからず満足していることの裏返しなのかなとかも思う。イケメンではないが、容姿を変えて幸せになろうという気持ちにはならない程度な平凡の幸せなのかもしれない。人を見た目でどうのこうの言わないけど(冗談でしか)、自分が言われたとしても「まぁしょうがねぇ」って諦めれる人生ではある。しれっと出てる水原希子ちゃんはクソ可愛い(変な役だけど)。もう一度失恋ショコラティエとか見たくなる。

映画 花と蛇ZERO

むしろオリジナルをまだ見てないんだけど、昔自分は好きな女優を「杉本彩」と公言していたのを思い出した。今でもやっぱり美しいと思う。これにはでてこないけど。きむにいが出てて普通にワロタ。内容は童貞男の妄想っぽいんだけど、あの手この手でエロチシズムを描かれてもちょっとわからない。SM小説の傑作というのはわかるし、それに目覚めていく人間もいるということはわかるけど、自分にはまだ理解できない。映像としてSMを残すのは美しいのかもしれないけど、そういうのは想像の中だから、それぞれの想像力によって描かれるからこそいいのでは?と思ってしまう。ちょっと現代風にアレンジしただけで、その辺のAVとそんなに変わらないのでは?程度の想像力しか働かなかった…先ずは小説を読むところからスタートしないといけないのかな。

花と蛇 ZERO

花と蛇 ZERO

映画 私の奴隷になりなさい

壇蜜がフルヌードで出る作品。壇蜜ここまでやるんだ!!!って驚いた。去年、アラサーちゃんを見ていたけど、それ以上でした。ストーリー展開に意味不明箇所はあんまりなくて、ひたすら変態な感じ。そしてそれを追いかける惨めた僕役がまたいい感じに惨めだなぁって感じた。こういうヌード作品にでても、壇蜜らしさ的なのは消えなくてむしろ淫靡な雰囲気とミステリアスが相まって思わず唾を飲み込んだ。女性にこんな話したらキモい消えろ死ねって言われるかもしれないのでブログにしか書かない。笑 それにしても壇蜜の体はエロすぎだわ。アラサーちゃんの本編後にでてくる壇蜜がそのままふしだらになる感じ。壇蜜本人はどんな考えを持っている人間なのか気になって仕方がない。そういう意味でもう思考は奴隷になってしまっている自分だった。男尊女卑な作品ではないし、むしろ男の方がどうしようもない阿呆な気がしてしまう作品。男性でも女性でも見てみるべき。壇蜜最高!

映画 Sex And The City

三回目くらいなんだけど、やっぱ面白くてみてしまう。同期に影響されてみたんだけど、やっぱ好き。ニューヨークとか遊びに行きてーなー。いろんな人間がいて、それぞれの価値観で生きているんだなって改めて納得する作品。ドラマ見てないので制覇したい!

映画 クレヨンしんちゃん電撃ブタのヒヅメ大作戦

クレヨンしんちゃんではダントツで好きな作品。最初の「筋肉」vs みさえ&ひろしのシーンとかクッソ好き(クソだけに)。シャズナとかでてくるし、すげー時代感じるけど色褪せない名作。最近、ドラえもんクレヨンしんちゃんがアマゾンプライムビデオに大量投入されてて、アマゾンさん、一家に一プライムアカウント確実に狙ってきてるなって感じる。面白いから見ていないシリーズ観てみたい。こういうのって父親になって子供とみに行くものかもしれないけど笑

映画 漫才ギャング

火花で芸人の作る作品をもっとみたいと思ったのと、最近5KのiMac買ったのでどうしても石原さとみを綺麗なディスプレイでみてやる!って思ってみてみた作品。笑いながらみれるいい作品。やっぱ芸人って面白いなーって感じる。品川ヒロシが原作なので「ヤンキーだけどいい奴」とか「ヤクザだけどいい奴」みたいなのがマイルドにでてきて面白い。ちゃんと人間らしく描かれている。過激な描写もあるけど、「キレたら暴れるいじめられっ子」とか明らかにわかりやすいけど笑えてしまうキャラクターがなんとも良かった。それにしても石原さとみは可愛い。ありがとうございました。

映画 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

昨年末に2までみていたのでその続き。この作品、結構日本人の出演者は豪華だよな!っておもた。これみた翌日に北川景子が結婚でノロけてて、時代感じた。この時の北川景子も擦れてなくてすごく好きだ。ブザービートくらいからその後の出演作品はほとんどみてないけど、料理も得意だし素晴らしい女優だなと。去年ワイルドスピード7を映画館で見たけど、「ハン」がどんなやつだったか全然思い出せなかったのでみて良かった。途中までまじなんの作品だっけこれってみてて、ヴィンディーゼルが出てきたとこでようやく「あ、ワイルドスピードだった」って思い出す。笑 ちゃんとドリフト練習みてみたいなーって感じるのと、土屋圭市出てるとかやべぇ!って感じる。 なんだこの感想w(小並感)

漫画 純愛ジャンキー

これまた童貞が好きそうなハーレム系漫画なんだが、嫌いじゃない。付き合うとか恋愛をするということは、男女の関係を制限したり不貞行為などをしないということだろうか?そもそも不貞だと感じるのは文化や法律のせいではないだろうか?そんなことを考えていると、主人公の純太郎がどういう心境の変化を持っていくのか気になる作品。人はセックスするために付き合うのだろうか?一緒にいたいと許したときにセックスするんだろうか?逆説すると、付き合うや婚約するなどはセックスへの免罪符なんだろうか?男性は多くの種を、女性はより強い種をという二元論もよく出てくるが、男がより美しい女性を欲している、女がより強い男を独占したいと言い換えればたちまち意味は変わる。それは言葉の綾だ。もしもその相手とセックスすること自体に大きな意味がある(この漫画でいうアゲチン効果)とすれば、愛しているからセックスするんだろうか?セックスしたいから愛すんだろうか?こんな疑問を自問自答しながら読み進めるとあっという間に読んでいた。絵は好き嫌いがあるかもしれない、最近のタッチだ。特に女性の体は趣味が溢れているものだと思う。ううーん、とにかく絵はエロくてかわいいけど、勘違い純太郎にモヤモヤしながらも歯がゆい感じが面白い漫画。

漫画 僕だけがいない街

まだ一巻しか読んでないけど、ぐっと引き込まれた。もう少し読んだらまた感想書く。読み始めた最大の原因は舞台が苫小牧だという理由だけです。笑


こんなところ。特に意識はしてないけど、ヌードとか多いな…純粋に今まで興味が湧かなかったので見てなかったけど、尖った描写の中にあるメッセージを探すのは結構楽しい。 ちょっとリリースも近いし、あんまりちゃんと感想書けてないけど、こんな感じで去年と同じように書きつつ、それ以上にコンテンツをためていけたらいいな。 Qiitaも書いてるけどまだ途中…来月のリジェクト会議に向けて準備もしないと…割と寝る間も惜しい。まだまだ読書したいな〜ゆっくり休日読書キメたい。 そういえば、陶芸教室を通うことにして、来月の半ばから月2回でやっていく。作品の製造過程は載せれるかわからんけど、いい作品作ってそれでいい酒を飲んでブログをしたためたい。