道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

日本のAndroidエンジニアはゼネラリストという話

ある会食で聞いた話だけれど、日本のネイティブエンジニアは海外の人から見るとゼネラリストだよねと言われるそうだ。

なぜなら、UI、データベース、通信、画像処理、設計などなどすべてやるかららしい。

日本で働いているとこの感覚はあまりないと思う。そもそもチームや組織などにその認識がない。ネイティブエンジニアはアプリを作る人であって、アプリのすべてに責任を持つと認識されているからだ。

海外ではそうではない。大学などで学んだ強い専門性を活かして、特定の機能を作る人がネイティブエンジニアとなるからだそうな。画像処理をやってきた人は画像処理のチームに参加してそれだけを日々開発するのだ。

日本ではそういった強い専門性を活かして働ける環境はごく一部なのかもしれない。少なくとも、周りには大学で学んだ専門的技術を発揮してエンジニアリングしている人はあまりいない。

どちらが良いとか悪いとかはあまり思わないけど、自分は武器にできる専門技術を持っていないのは、少し寂しいなと改めて思ったのだった。

その点で言えば、デザイナーと呼ばれる人々は専門性を申し分なく発揮している気がする。そしてデザインという分野は圧倒的に応用範囲が広くて羨ましい。

人生。