日本酒アドベントカレンダーの10日目を担当するkaelaelaです。
今回は僕が持っている、または次に買おうと思っているワンランク上の酒器を紹介します。 本当は紹介したくないです。でも、これらを使って飲んでみると一気に日本酒の印象が変わると思います。 陶器の酒器は今探している最中なので、いいものがあればぜひ紹介頂きたいです。
リーデル(RIEDEL) 大吟醸オー
グラスで日本酒を飲むのがお店でも一般的になってきていると思います。 美しい曲線が吟醸香を逃すことなく鼻に運んでくれるので、その名の通り大吟醸にオススメです。
リーデル(RIEDEL)リーデル・オー 大吟醸オー 酒テイスター/オー・トゥー・ゴー ホワイトワイン(チューブ缶入) 375ml 2414/22
- 出版社/メーカー: Riedel (リーデル)
- メディア: ホーム&キッチン
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松徳硝子 うすはり大吟醸
こちらもグラスですが、持ったときと飲んだときに変化がわかります。まず持ったとき、その軽さにびっくりします。 酒の温度が伝わるその薄さも魅力的です。次に飲んだとき、うすはりシリーズではおなじみですがその口当たりの違いに感動します。 うすはり大吟醸の特徴でもあるのが、グラスの底にある突起です。これがグラスを回したときに香りを増幅します。
- 出版社/メーカー: 松徳硝子
- メディア: ホーム&キッチン
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YUGEN GLASSシリーズ
ここのグラスはとにかく綺麗で、光を浴びせながら輝かせれば酒が美味くなります。 手吹きで丁寧に作ってあり飲み口も薄めに仕上げられ、よく冷えた吟醸酒やひやの純米酒にぴったりです。 この手の綺麗なグラスは最近LOFTとかでも売っていて、猪口を選べるお店とかでよく見かけるんですが、 ここのグラスは一味違います。値段も良心的で全て集めてもですね。一つ一つ受注生産なので、 この世に自分と同じグラスがないこともまた魅力的です。
ギフトラッピングで酒が好きな人に送るのもいいと思います。Amazonとかで売ってないので、 公式Webから直接連絡してください。
カネ幸陶器 1合本きき猪口 K09B-01
僕は「きき酒」が嫌いです。なぜなら、日本酒を純粋に楽しむ心を失うようだからです。 利き酒師と一緒にお酒を飲んだりもしますが、日本酒が本当に好きな人は日本酒を利かないです。 お店で「きき酒セット」という名前で売られているたびに残念な気持ちになります。 酒はその時のお店、雰囲気、料理、一緒に飲む人を相まってこそ本当に美味いと感じるのです。 「この酒は〜な酒だ。」ということに何か意味があるんでしょうか。 飲む人は「美味いかどうか」にしか興味はないんです。それを忘れずにいい酒を飲みたいものです。
そんな僕ですが、それでも「なぜこの酒は美味いのか?」という興味が湧きます。 そんなとき家でひっそりと本格きき猪口を使って、杜氏や蔵のこだわりを知りたいと思うんです。 それを知った上で店の料理とともに飲む酒はまた格別です。言葉にはせず、ただ「旨い。」と噛み締める。
そんな飽くなき日本酒への興味をお持ちの方にオススメなのがこの本きき猪口。 僕は学生の頃のに、よく通って酒を買っていた酒屋さんに教えていただいたのが初めて蛇の目を知るときでした。 僕の中で重要なのは
- 蛇の目の青が吸い込まれるように深いこと
- 顎から鼻の先まで覆い隠せるほど大きいこと
- 蛇の目が上絵付けで盛られていること
- 飲み口が薄いこと
です。これらを満たした蛇の目のきき猪口はそうそうありません。オススメです。
本格きき猪口の違いについてはこちらを参考に。
本きき猪口・呑きき猪口ってどこが違うの?-カネ幸陶器株式会社
注文はお問い合わせから行って、すぐにメールで見積書が送られてきます。 この猪口は一つ1200円で、送料と代引き代が入って都内だと2000円くらいです。
輪島塗ぬり工房楽LaQue 輪島塗練乾漆・KOKEMUSU
こちらまだ買えてないのですが、近いうちに購入しようと考えています。男性は「使うほどに味がでる」に弱いです。 使うほどに苔が生していくように見える漆塗り。たまりませんね。これ以上いうことはありません。
あとは買うだけです。 買うだけで日本酒がさらに楽しめる酒器、最高です。