今年2本目のブログ
- 作者: ジョン・ソンメズ,まつもとゆきひろ(解説),長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: 単行本
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前から読もう読もう思って塩漬けになってたので掘り出して読んだ。
全体を通じて「エンジニア啓発本」だった。 ただの啓発本にはないエンジニアだからわかる苦悩、やりがちなこと、仕事への向き合い方、人生について本当に広く書かれている。
- それは命をかけてやるべきか?
- 誰もやりたがらないことをやろう
- 汚いやりかたで登れば、落ちるのも早い
- プロとしての気構えが大事だ
- 会議には事前に準備しよう
- ブログで自分をマーケティングしよう
- 本を読んで満足するな行動しろ
- 大きな課題もブレイクダウンしてコツコツ頑張れば絶対終わる
- ポモドーロテクニック使おう
- メール、チャット、SNSは使いすぎない
- 仕事ややりたいことを実績解除のようなゲーム感覚で楽しもう
- なんでも習慣にしよう
- 食事を改善しよう
- 体を動かそう
- 失敗を恐れるな
大体のことがみんな聞いたことがあるようなことを書いているけど、一つ一つについて自分のエピソードと失敗や成功が入っているのが面白かった。 本当にめちゃくちゃ頑張ってきた人だから「やればできる!」って言える説得力のある本。
俺的にはこの本を読んで自分が何ができていて、何ができていないかを把握するだけでも結構収穫があるなと感じた。 昨年の目標を立てたのに達成できていない自分が恥ずかしいが、確実に達成できることだけをやりつづけても人は成長しないよな。 できるかできないかギリギリだな…みたいな限界点を少しずつ押し上げていこう。
兎にも角にも 「毎日何か少しずつやる」 これがやっぱ一番難しいけど大切だな…コード書きます。
わかっていてもやりきれない自分との戦い
人間て本当に弱いよね。と改めて教えてくれる。どんなにすごい人も「わかってるけどめんどくせーから手をつけてない」みたいなことがある普通の人間だよねと。そんなとき歯を食いしばってやればなんでもできるよねってのが最終的に言いたいことだと思う。
やる気をコントロールするのは無理だから、とにかくやるしかない。執拗に向き合うだけ。
習慣にすることの大変さは自分も嫌というほどわかっている。あれやろうこれやろうと意気込んでできなかったことは山ほどある。 今やっているブログが今年できる精一杯かもしれない。それでもチャレンジし続けるしかない。
Just do it!!!!!!!
ブログとエンジニア
自分はブログを自由に書くところと決めて運用してるので、著者が言う
感想を書くのではなく、なにができるかを書くんだ。
というのは至極正論なのだが、納得いかない。笑
ブログやメディアを自分という商材の広告媒体として捉えるのはもちろん一つだとわかるけどね。エンジニアとして認知されるには、ブログはもっと戦略的に使え!ってのは正論ですね。ええほんと。
でもなんでもないことを書いたっていいじゃない?笑
俺が自己肯定感が強いだけなのかもしれないけど。
一つ言えるのはそういう戦略を持ったブログを更新し続けるのはかなり難しいということかな。
思えばなんのために書くかなんて日々わかっているようなものだし。書くモチベがなくなったら?書くコンテンツがなくなったら?
俺はなんでもいいから「書くこと」が楽しい。今はそれでよいかなって。
読書所用時間:約8時間
オススメ度:★★★☆☆
久しぶりにポモドーロを復活して見たんだけど、この本であったようにただやるんじゃなく、どれくらい集中に成功したか?をカウントしておくと少しやりやすくなったのが良かった。最近人に会うと「痩せたね?!」って言われるんだけど、人がどうやったら痩せるか理解して、自分がどういう食事しているかをできるだけ測ってコントロールすれば余裕な話だった。なんでも数値化して、わからないことを見えるようにしていくだけで効果は出やすいなと感じた新年。
好きだったフレーズを引用して終わる。
アマチュアたちは、インスピレーションがくるのを座って待つ。アマチュアではない我々は、起きて仕事に出かける。