道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

富士山に登った

今年やることの一つだった富士山登山を先月やった。

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これまでに登った山で言えば、

函館山(334 m)

恵山(618 m)

北海道駒ケ岳(1131m)

高尾山(599 m)

筑波山(877m)

くらいなビギナーですが、富士山(3776m)で日本百名山はこれで二つ目だ。

なんとなくだけど、全ての山に登るという目標はありかもしれない。

行程

無理をして体調を崩してもよくないので、昼間に登って早朝にご来光を攻める、ゆったり一泊する行程にした。 気合いでいけるでしょ!と最初は意気込んでいたのだが、結果としてはこの行程ですごくよかった。

予定

金 AM 11:00 5合目
金 PM 15:30 8合目 // 宿泊
土 AM 0:00 8合目 // 再スタート
土 AM 5:00 頂上 // ご来光
土 AM 10:00 5合目 // 下山完了

実際

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今回は吉田ルート。

f:id:yuichi31:20170826091434j:plain 金 AM 13:30 5合目
ん???385分?????

f:id:yuichi31:20170907013500j:plain 金 PM 19:30 8合目 // 宿泊

土 AM 2:00 8合目 // 起床
土 AM 3:00 8合目 // 再スタート

f:id:yuichi31:20170826050407j:plain 土 AM 5:00 頂上 // ご来光
俺にはご来光が見える。(泣)

f:id:yuichi31:20170907013751j:plain 土 AM 7:00 8合目山小屋出発

f:id:yuichi31:20170907013828j:plain f:id:yuichi31:20170907013839j:plain f:id:yuichi31:20170907013846j:plain f:id:yuichi31:20170907013852j:plain f:id:yuichi31:20170907013856j:plain

f:id:yuichi31:20170907013941j:plain 土 AM 10:00 5合目 // 下山完了
土 PM 13:30 高速バス乗車

道具

基本的にはこういうのでほとんど足りる。

富士山登山の装備と持ち物リスト|初心者のための富士山登山

1000m超える山で個人的な必需品

  • トレッキングポール

山のタイプにもよるけど、山頂付近が尖ってる山ではあった方がいい。

俺が使ってるのはこれ⬇️なんだけど、もうどこも売り切れ。

Amazon CAPTCHA

公式では新モデルが出てるよう。重さはある程度あるのだけど、竹を使っててデザインが好き。

www.zajo.net

  • お菓子とかパンとかおにぎり

あとは泊まりだと飲み物と飯を全部買ってるとバカにならないので、事前に大量に買って行った方がいいかも。

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3000m級だとこういうお決まり楽しめる。

  • 飲み物

俺は代謝が良くて汗を結構かくので、スポーツドリンクを4L持って行った笑 それなりに荷物になるのでバランスは人による。

  • ヘッドライト

早朝アタックならマスト。あとは陽がでているうちに7~8合目に到着できないと、暗くなって足元はさっぱり見えないので。白色光のものは意外と青白い感じで見えないかもしれない。あと無駄に明るすぎるくらいなら、弱くてもいいから長持ちする方が良さそう。

  • 耳栓

山小屋で宿泊するならあるとよい。5~6時間寝るにしても、めちゃくちゃ狭いので、せめて騒音から解放されるとよく休める。

  • グローブ(or 軍手)

時間、場所によってはめちゃくちゃ寒くなるのであるとかじかまない。あと山頂付近などもかなりいわばが続くので、ポールしまって手足で登る!みたいなシーンにあるとやっぱ登りやすい。工具店で買った1000円もしない滑り止め付きのものだったけど十分。

いらなかったもの

  • レジャーシート

もうそういうの気にならなくなる。大地を感じよう。

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  • 過度な防寒具

あったらよかったなと思うもの

  • サンダル

下山終わったらやっぱ楽なのに履き替えたい

  • ボディシート

温泉とかすぐいけないときにこれあると最高

  • 薄手の密着型のマスク

下山道はブルドーザーの通り道なので、ずーっとめちゃくちゃ砂っぽくて

起きたトラブル

移動

当日までは高速バスで一発やで!とか思ってたけど、平日金曜日の午前だというのに満席。出鼻を挫かれてしまったがこれも旅の醍醐味ということで楽しんだ。最悪次の日に行程を変更しようか?と考えたが、電車で行けばよくない?となって調べたらまあ楽に行けた。河口湖まで電車で向かい、そこからさらに五合目までのバスに乗る必要があるので、直通バスに比べると3~4000円くらい高くなるが、帰りのバスは予約できそうだったので、まったり電車で向かった。

メンバーの高山病

山小屋で宿泊後に発症し、登れる状況じゃなかったので、一人置いて山頂アタックは申し訳なかった。けれど無理して登るのは地獄なので絶対に止めましょう。高山病は降りれば治るので、単独行動になったりしそうなら、無理せず降りてしまう方がいいと思う。山小屋で寝るときに自分も結構苦しくなったけどある程度慣れたので大丈夫だった。体質なのかなんなのか、きつい人はやっぱきついらしい。

注意

宿について

  • 予約が必要
  • 寝袋とかかなり砂まみれ
  • 毛布がめっちゃ埃っぽい
  • めっちゃ狭い(寝返り打てないくらい)

高速バスについて

絶対に早く予約しよう。そもそも登山シーズンは短いので、日程が決まり次第即予約した方がいいと思う。

富士山五合目について

  • 周りなんもない(河口湖まで一時間)
  • 高速バスの発着点なので身動き取れない
  • 簡易シャワー4分で1000円(○ね)
  • 食堂の上に無料休憩所的な場所があって寝れる

高山病について

  • 登ってるときは気がつきにくい
  • 寝るとよりしんどくなる
  • 降りるしかない
  • 山小屋で寝かせてくれる
  • 酸素は意味ない

とまあご来光見れないっていう辛い感じでしたが、やっぱ日本最高峰ってのはいいねぇ。それなりに辛かったので、またいつかリベンジしてみせるぜ〜。

今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」 (写真はインスタにも載せてるんだけど、インスタ複数枚にすると正方形になるので再掲)