道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

僕が思う良い開発とは何か

眠れないので眠くなるように書く。

Githubのスター数は何を表すのか。


こんな記事やサービスがあるように、エンジニアのアウトプット意欲とその承認欲求はとてつもなく禍々しく、その暗雲はエンジニア界隈を巻き込みつつある。会社にはそれを促す制度があったり、


こういう考え方があったりもする。

じっくりと考えて、質の高いものを作って、綺麗なアウトプット、かっこいいエンジニアになるのも一つのやり方だと思う。
日記を書いたり、ちょっとしたコミットで毎日草を生やすことがエンジニアとしてすごいかと言われると確かに「すごい」とは言えない。
しかし、そうした日々のアウトプットの質を少しずつ上げていくのが人間らしくて自分は好きだ。
或る日突然、彗星の如く現れるすごいやつは誰だってなりたいのかもしれないが、小さな積み重ねを残すのも悪くない。

ふと考えてみると、どちらが正しい、間違っているというのはないと思う。醜くて小さなアウトプットを公開していくことは「すごいエンジニア」たちからみたら恥ずかしいことかもしれない。しかし、アウトプットは他人に評価されるためではなく、自分のために行うのが本当の価値なのだと思う。そして自分は他人が毎日アウトプットしていることやその各アウトプットの質で他人を評価すべきでないと思うし、そうしない。アウトプットは自分を鼓舞するための単なる「決め事」、ポリシーの一つなのだ。毎日続けるのが楽しい人もいるし、じっくりと考えてアウトプットしたい人もいる。そういう日々の開発をゲーミフィケーションしてくれたのがGithubのいいところなだけだ。

みんな毎日Trendingを舐めるように確認して、日々情報をキャッチアップしていく忙しない世界。自分は自分らしく、自分のエンジニアリングでコミュニティや世界の問題を解決していきたい。また、レベルやインパクトの違いはあるにせよ、今日ついたスターやイシューやPRはどこかの誰かに役立っていることを忘れないで開発していきたい。 Enjoy your pace engineering!