道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

開発

Alp開発日誌 Day11 「入社して2年経った」

2/19でアルプに入社して2年が経った。 入社した頃はマンションの一室。6名満席で12畳くらいのオフィスだったので、冬でも二酸化炭素濃度が高くなって窓を開けて換気をしたり、レンジを使うとブレーカーが落ちて :gyomu_syuryo: していたのが懐かしい。 さら…

Alp開発日誌 Day10 「開発手法史2020」

アルプの開発チームがどのように開発手法を試行錯誤しているかを残しておく。振り返ることでこれまでどのようなことを、どのようなチームで、どのようなアイデアで解決してきた*1のかを整理できる。 改めて振り返ってみると「開発手法に銀の弾丸などない」と…

Alp開発日誌 Day9 「入社して一年経って、Salesforce連携アプリをリリースした」

プレスリリースが出ましたが、先週18日にScalebaseとSalesforceを繋ぐアプリケーションの「Scalebase Connect for Salesforce」をリリースしました。そして気が付けが2/19でアルプに入ってから丸1年経っていたので、振り返りを兼ねて開発日誌を書いていきま…

Alp開発日誌 Day8 「ドメインモデル勉強会」

先月、アルプが開発している サブスクリプションビジネス効率化・収益最大化プラットフォーム「Scalebase」 の正式リリースが出て、ありがたいことにたくさんお問い合わせが来ている状況です。開発も年末に向けて更に勢いがついているところで、チ…

Alp開発日誌 Day7 「入社して半年が経って、リリースした。」

転職ブログは最終出社だった1月に公開していたのですが、有給消化などがあり、実際にアルプに入社したのは2019/02/19でした。つまり今日でちょうど半年になりました。アルプに転職意思を伝えたのは一番早かったのですが、採用が順調なアルプには他の社員がす…

Alp開発日誌 Day6 「ScalaMatsuri2019で発表してきました」

開発が佳境のアルプですが、Scalaを使っている企業としてのプレゼンスを上げるべくイベントへの参加も積極的に行っています。 結果的にはScala界隈マップにのったり二次会で話題になるくらいですが、多くの方から認知をしていただけたと思います。 ScalaMats…

Alp開発日誌 Day5 「ドメインモデリングの苦労」

平成のうちに公開しようと書いていたが、間に合わなかった… 移転やらなにやらで滞っていたので再開する。 元号越しに会社ブログを書くことになるとは思ってもいなかったが令和最初の記事を書き上げた。 よく「複雑なドメイン」と開発日誌ブログでは書いてい…

Alp開発日誌 Day4 「Notion活用術」

Alpでは社内ツールにNotionを使用している。設立当初に話題になっていたくらいが選定理由っぽいけれど、半年くらい運用してみた感想や使い方、tipsなどを紹介する。ドキュメントツールに銀の弾丸はないので、各社好きなものを使えばいいし、絶対Notion使えよ…

Alp開発日誌 Day1 「学習と業務」

blog.kaelae.la このブログから約一ヶ月が経った。創業期の会社ではどんなことが起きているのか、自分の体験ベースで少しずつ書いていく。これは自分やチームに限った話かもしれないので参考にはしないでほしい。 学習と業務 チームにはScala初心者と、そう…

サイバーエージェントから転職しました

約5年務めた株式会社サイバーエージェントを2019/1/11を最終出社とし、退職いたしました。 本日最終出社日です。— 猫2飼いbot(まえかわ) (@_kaelaela) 2019年1月11日 たくさんリアクションいただき、ありがとうございました! 想像力が豊かな人は退職話を素…

思い出が本になる

著者であり友人の澤田泰治さんからご恵贈いただきました、ありがとうございます。 先日の旅行で「やらな、やばい」とかいいつつボードゲームで遊んだりしてたが、無事出版されてよかった。 GitHubポケットリファレンス (POCKET REFERENCE) ある程度知ってい…

Kotlin Fest2018に参加した

kotlin.connpass.com DroidKaigi2018で告知されていたKotlin Fest2018に参加してきた。LT枠で申し込んだが、数分で枠が消えて間に合わなかった。実は10月にアムステルダムで開催されるKotlin Conf2018にも参加予定で、CfPを出していたが通らなかった。もっと…

AbemaTVに入ってからやったこと、あったこと

konifar.hatenablog.com この記事を見て畏敬の念しか出てこなくて、自分はなぜこう人の心が動く記事をかけないのかと考えに耽るばかりだ… もっと書かないと行けないのだろうなというなんでもないイメージしかできてないのでさらにツラい。WIPという名前とは…

GoogleI/O 2018 AndroidTVのメモ

GoogleI/O 2018で発表された内容をみたメモ。動画は即見ていたけど、あとで思い出せるように一応。あとは他の動画見るのに忙しくて見れない人のためにも。 タイトルにTVとついたsessionが一つしかないので、今のGoogleの温度感もそのくらいなのだろうという…

Apprenticeship Patternsを読んだ

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)作者: Dave H. Hoover,Adewale Oshineye,柴田芳樹出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/07/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: …

DroidKaigi2018で発表した感想

AndroidTV Oreo Dip // Speaker Deck 発表してきた。覚えているうちに残しておく。 かなりニッチな内容なのに、参加者0とはならなかったので安心した。 今回ちゃんとアイスブレイクを入れてみたけど、滑らずに終わったのでよかった。 比べてもしょうがないけ…

DroidKaigi2018でAndroidTVネタで発表します

droidkaigi.jp 最近の苦悩TweetやDroidKaigiの活動をみているかたはすでにご存知かもしれませんが、今週に迫ったDroidKaigi2018で登壇します。 DroidKaigi 2018採択されました!楽しんで発表するので、頑張って聞いてくださると嬉しいです。(冗談言えるの今…

kotlinでjsonパースはkotshiがいいかも

potatotips #47で発表してきた内容。 Androidのjsonパース事情 javaでのjsonパースといえば最近はもっぱらgoogle謹製のGsonだったと思う1が、Androidにおいてはsquareが作っているretrofitというHttpクライアントを使うので、それと相性がいいmoshiが好まれ…

【AndroidTV】android.support.v17.leanbackの中を読む ~part2. TitleView編~

前回に引き続き、AndroidTVのleanbackを読んでいきます。 今回はAndroidTVのアプリ開発をするといつも必要になる「TitleView」のカスタマイズについてです。 これを読んでいる方は、AndroidTVで下のようなレイアウトを実現できるでしょうか。 youtu.be もし…

【AndroidTV】android.support.v17.leanbackの中を読む ~part1. FocusHighlight編~

CyberAgentAdventCalendar4日目を担当するまえかわです。 前回は山本孔明さんのAnsible2.4でネットワークプログラマビリティな運用を考えるでした。 -- 現在はAbemaTVで開発を行なっており、AndroidTVデバイスの開発を行なって一ヶ月ほど経ちました。Android…

「/dev/kvm is not found.」が治らないとき

AVD(Android Virtual Device)をするためにはそれに適したCPUとKVMというソフトウェアが必要になる。 PCを新しくしたのでいつものようにAndroid StudioでAVD Managerを使い仮装マシンを立ち上げようとしたらこうなった。 これはmacを10.13以上(High Sierra)に…

仕事の悔しさと楽しさ

仕事に対して不満や悩みはあるが、全てを自分の力で解決できるほど、思ったより自分はなんでもできるわけじゃない。 そんな悔しさを感じていたら、前に見たNEW GAME! 第六話で青葉と八神さんのやりとりが響いた。 [青葉] 私も今、八神さんが私と同い年には、…

HHKB20周年記念ユーザーミートアップ参加してきた

昨年の12月でHHKBは20周年を迎えていて、そのユーザーミートアップが行われたので参加してきた。ゲストの増井さんも話したかったのですごく楽しかった。 www.pfu.fujitsu.com 来た!和田先生のビデオメッセも! #HHKB20th pic.twitter.com/QkKLVEHdRX— Yuich…

アプリストアの監視をSlackを使っていい感じに自動化する

10月3記事目〜 自動化に無頓着では死ぬ— 前川 裕一 (@kaelaela31) August 9, 2016 でも意外と〜を自動化しようって思いつかなかったりする。それだけ普段やってる面倒なことに慣れちゃうよなって思う。 勉強会とかで聞いてて手頃なところから自動化していこ…

なぜデザイナーとエンジニアは分業するのか

僕が思うに、デザイナーとエンジニアは「ものづくり」という卵から生まれた一卵性双生児だ。間違いない。 なぜ、お互いに似ているようで違うということを意識しながらも、時にぶつかり合い、時に励まし合うのか。 自分の現場での体験と調べたことを元にデザ…