道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

SF

柞刈湯葉「人間たちの話」

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)作者:柞刈 湯葉早川書房Amazon ChatGPTがあるこの世界で、もはや技術書というものにどれほどの価値があるのだろうか?ということを妄想し始めて早1ヶ月が経った。相変わらず進化仕切れていない自分はまだ本を読んでいるわけだ…

レイ・ブラッドベリ「火星年代記」

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)作者:レイ・ブラッドベリ,小笠原 豊樹早川書房Amazon アルプに関わってくださっている方からお勧めされた一冊!古典SFは読む?と言われて、そういえばディック(古典後のニューウェーブ?)以外は全然読んでない...と思いブラッ…

上田 早夕里「華竜の宮」

華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)作者:上田 早夕里早川書房Amazon 華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)作者:上田 早夕里早川書房Amazon SF好きの同僚に教えてもらって読み始めた日本SF。日本のSFはあまり読んでこなかったので、読むならどれがいいかな?と聞い…

ジョージオーウェル「一九八四年」

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2009/07/18 メディア: ペーパーバック 購入: 38人 クリック: 329回 この商品を含むブログ (350件) を見る THE ディストピア作品と言えばこち…

フィリップ・K・ディック「流れよわが涙、と警官は言った」を読んだ

流れよわが涙、と警官は言った作者: フィリップKディック,友枝康子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/03/29メディア: Kindle版この商品を含むブログ (6件) を見る PKDで10作品目に読んだ。例のごとく、数ヶ月おきに行われる早川50%オフセールだったの…

フィリップ・K・ディック「高い城の男」を読んだ

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明(ポジトロン),浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/07/31メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 230回この商品を含むブログ (134件) を見る ディックストックも残りわずか…

フィリップ・K・ディック「ユービック」を読んだ

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/10/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 175回この商品を含むブログ (108件) を見る どこからが現実でどこからが幻覚、または夢なのか。デ…

フィリップ・K・ディック「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」を読んだ

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕作者: フィリップKディック出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/02/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 今年に入ってから四作目のディック。先に書いておくとめちゃ面白かった。 ディックは過去…

フィリップ・K・ディック「偶然世界」読んだ

偶然世界 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-2)作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明(ポジトロン),小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/05/31メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る ディックのデビュー作。 この時か…

フィリップ・K・ディック「火星のタイム・スリップ」読んだ

火星のタイム・スリップ作者: フィリップKディック出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/12/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 途中からいい感じに幻想世界なのか、過去なのか、未来なのか、並行世界なのかわからなくなる。ガブルガブル。 …

フィリップKディック「シミュラクラ」読んだ

シミュラクラ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明,山田和子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る プロットがややこしいが、メモしながら読んだので割と読めた。 同…

「トータル・リコール ディック短篇傑作選」読んだ

トータル・リコール ディック短篇傑作選作者: フィリップ・K・ディック,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 先の早川書房SF小説セールで購入した中の一つだっ…

フィリップKディック「ザップ・ガン」を読んだ

ブレードランナー2049の余韻も少し落ち着いてきたこの頃。 先々週くらいにアマゾンで激アツの海外SF小説セールが行われていたので、すかさずディック作品を買い漁った。 ここからはしばらくディックばかり読むことになると思う。 huyukiitoichi.hatenadiary.…

筒井康隆「旅のラゴス」を読んだ

旅のラゴス (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 44人 クリック: 360回この商品を含むブログ (142件) を見る なんでこの本を読んだのか珍しく覚えていない。物理本が家に転がっていたので読んだ。 調べる…

Philip K. Dick「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」読んだ

これを買うきっかけになったのはもちろんアニメ「PSYCHO-PASS」の槙島聖護がした会話だ。この会話は本当に好きだ。 チェ: ディック…読んだことないなぁ。最初に一冊読むなら何がいいでしょう? 槙島: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? チェ: 古い映画の原…