いいお店はあの手この手で客を選ぶ。
こんな言い方をすると「お客は神様だろ」的なことを言われてしまう。
仕事のときもユーザー目線になろう!と使ってくれる人のことを意識する。
個人的な意見だが、自分の作るものを最高に愛してもらうには、ある程度自分のことを理解してもらう必要があると思う今日この頃。
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唐突な話で飲食店は関係ないと思うかもしれないけれど、いいお店はやっぱり客を選んでいる。
それは、できるだけ自分たちの提供するものをよくするための工夫でもある。
いいお店は電話を受ける時間が短い。(電話番の人がいるところもあるけれど)
また、いいお店は予約しにくい。
そうすることで、店にくる客が減るように思うが、そうではない。
(本当に客が欲しくてたまらないお店は予約しにくくすると潰れる。)
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少し変わって、いい文章は読みにくい。
これも読む人を選んでいる。
いい文章と理解しやすい文章は違う。
意味も役割も何もかも違う。
理解しやすい文章は読みやすい。
それは理解しやすく、読みやすく書かれているから。
相手がどんな人でも困らないようにするためだ。
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また、便利なお店や理解しやすい文章は、多くの人にとって嬉しい。
逆に、いいお店やいい文章は、なんだか面倒だ。
行きづらい、読みづらい、理解しにくい。
だけれども、いいお店やいい文章で人は感動する。