開発が佳境のアルプですが、Scalaを使っている企業としてのプレゼンスを上げるべくイベントへの参加も積極的に行っています。 結果的にはScala界隈マップにのったり二次会で話題になるくらいですが、多くの方から認知をしていただけたと思います。
ScalaMatsuriへの参加を決めたのは、率先してスタッフとして活動していた取締役の竹尾の影響もあります。開発者フレンドリーな精神を経営メンバーがもっているのはアルプの強みです。せっかく参加するのであれば、いち参加者としてではなく当事者意識を持ってエンジョイ(登壇)してみようとCFPへ応募していました。
僕のバックグラウンドはKotlinでのモバイルアプリ開発なので、なんとなく全く別なコミュニティへの参加の怖さがありました。ですが、 AndroidとiOSの垣根を超えたコラボレーションは増えていますし、こにふぁーさんの前例もあるので、言語を跨いだ開発経験は小さい話でも他のエンジニアに学びになったり勇気付けられるかもしれないと考え、思い切って発表しました。
こんなに違う!ScalaとKotlin - Speaker Deck
記述ミスへ適切な指摘をいただけたり、
大変参考になりました。ありがとうございました。細かい指摘なのですが、P11のmainメソッドはobjectに書かないと動作できないはすなので、修正が必要だも思います。
— かとじゅん (@j5ik2o) 2019年6月28日
水島さんからもご意見をいただけたので、発表の至らない点はありつつも僕はやってよかったと素直に思いました。
#ScalaMatsuri そういえば、ScalaとKotlin似てるけど、全然違うよって話、聞きたかったけど、聞けなかった(発表前打ち合わせのため)のだけど、それはそれとして歴史的にKotlinがScalaの多くを「受け継いだ」のは確か(似ている、のではない)
— Kota Mizushima (on a diet) (@kmizu) 2019年6月28日
(水島さんのTL追ってもらえるとたくさんあります)
僕自身はあの言語(開発者)は良い、この言語(開発者)はだめだという主張はないので、今回の発表でもそこは気をつけて記述しました。いろいろな文脈を持つプログラミング言語の派生や成り立ち、デザインには作者やコミュニティの意図が現れるので、好みはあれどそれを比較して良し悪しを判断するのは本質的に意味がないと考えています。が、なぜそうなっているのかを知ることは大切だと思います。また使う上で自分で確かめていくのも楽しかったです。恣意的な記述が多いので、自分から調べてみるきっかけになると嬉しいです。
他にも弊社から参加した @pictinyはアンカンファレンスで見事当選し、たくさんの議論を楽しめる場としてScalaとGoのプロレスを開催し、会場が大いに盛り上がっておりました。様子を垣間見れるブログもありおすすめです。
tanakakoichi9230.hatenablog.com
KotlinやSwift、幸せそうに見つめるC++なども参加して楽しかったです。
Matsuriの所感
トピック
昨年やそれまでの資料などを見ていてもScalaとDDDで開発するアーキテクチャ寄りの話やAkkaを使った話が多いです。今年もDDDはもう前提になってしまったのかもしれませんが、DDD、Akkaの話はありつつも、関数型のよりコアな話やEffなどが多かったと思います。Dottyの発表も毎年あるようですが、2020秋にリリース予定なので、来年のHOTワードになっているかもしれません。
アルプではDDDを実践しつつ、EffとDIを用いてClean Architectureを実現しています。そのため、非常に勉強になる発表が多かったです。
Wi-Fiはサイバーに頼んどけ
参加人数といった規模の問題もあるかもしれませんが、ScalaMatsuriのWi-Fiはめちゃくちゃ快適でした。スポンサーはしていたのはサイバーエージェントさんだったので、他のイベントでも是非お願いしたほうが良さそう。ステマじゃあありません笑
怖くない
僕の勝手なコミュニティへの印象だったので、他の方はわかりませんが、Scalaコミュニティは全員
モナドは単なる自己関手の圏におけるモノイド対象だよ。何か問題でも?
という感じなのではないかと思っていましたが、そんなことはなかったです。むしろ関数型を備えたという意味で「便利なオブジェクト指向言語としてのScala」をどう活かしていこうか、みんなでもっと理解を深めようという姿勢が強かったと思います。そして、より学術的な世界からプロダクションへ落とし込むのにはどうするかなど試行錯誤をしている発表も多く、大変勉強になりました。Scalaコミュニティは怖くないです!
僕は冗談でKotlinコミュニティから発表に来る登壇者枠を作ったらどうかと言ったりしてましたが、お互いの良さを伝えあっていける世界になるといいなと思っています。
あとのMatsuri
ブログを書いたら来年のチケットが安くなるという取り組み、面白いですね。発表者はどうなるんでしょうかw
ScalaMatsuriもやはりお酒好きの型が多いようで、アンカンファレンスはお酒を飲みながら開催されているところもあったりしてお祭り騒ぎでした。
一日目から打ち解けたエンジニアと打ち上げしたり、最終的にはスタッフの飲み会に参加して新橋で飲むなどしていました笑 かとじゅんさんとScalaコミュニティの話をしていたら、新人教育や組織論まで発展し、最終的にアドラー心理学について熱く語る会をして終電を逃しました。
来年はEffをプロダクションで使っていった話やよりテックな話をしようと思いますので、今後もアルプをよろしくおねがいします!
アルプへ興味があるかたは7/18にエンジニアが集まる焼き肉会を開催するので、こちらからご応募ください!(応募が多すぎた場合、日程調整される場合があるのでご了承ください。)
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