道産子エンジニア

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する

Scala、衰退してるってよ

※タイトルに意味はないので、最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです。

Scalaはプログラミング言語として衰退してるらしい。困ったものだ。えっ?何がって、そりゃお前、、あのScalaだぜ?俺はScalaだからこそ今の仕事をしてるってのに、これじゃあなんで仕事してるかわからなくなっちまうじゃないか。このままじゃ納得いかないし、今からオダスキー先生のとこ行ってくる。

そう言って前川はScala Daysの日程を調べ始めた。

だ、だって、今年のScalaMatsuri2020はもうやるって決まってるし、もうたくさんのスポンサー企業が集まってしまってるよ…

たくさんのスタッフも準備を始めちゃってるし、プロポーザルも世界中から集まっちゃってる。こんな状態で始めたら一体どうなるんだ!?

ある日のQiitaにも書いてあったしな。前からわかってたことなんだ。いつかScalaはこうなるってな。お前もマサカリが飛んでくる前に逃げたほうがいい。あ、待って、マサカリが飛んできたとき深い傷を負わないように、このコップ本を持ってくんだ。マサカリがどこから来るかって?決まってるだろ、こわーいエンジニアがいるんだよ。どんな人かって?俺も実際に見たことは無いんだがな、聞いたところによると会社でScalaを教えつつも、コミュニティへの貢献は怠らず、発表資料を常に作って、OSSにもコントリビュートしまくっているらしい。どこが怖いのかって?見たことがないからな、そいつは俺にもわからん。だが、おかんが言うには怖いエンジニアらしい。ほな、怖いエンジニアやないかい。

Scalaが衰退するとどうなる。

知らんのか。

またScalaコミュニティが怖がられる。


以外ネタバレ

TLがなんだかざわついていて、何があったんだ?何か恐ろしい記事が投下されたに違いないと思って、探し回っていた。でも探せど探せどそんなものは見つからない。そんな自分の行動そのものをサミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」に重ねてしまい、このブログを書こうと思った。

なぜこんなことになったのか、実は下の動画が元ネタであり、僕はこのアカウントや投稿をすべてブロックしていたから、まるでゴドーが居ないようになっていた。(動画はまだ見てないし、これからも見る予定はない)

https://youtu.be/kFzLia7YZQU

この体験を通じて学んだのは、先の戯曲の主題でもある無常観だ。

どの言語だろうと、どんな言語だろうとそんなことはどうでもいいのだ。確かに言えるのは自分たちはそれで飯を食えていることであり、世界中のサーバーで、多かれ少なかれ動いていることだ。 怖いだの怖くないだの、ここが優れている劣っているだのは自分が嫌ならやめればいいし、好きなら続ければいいだけである。大事なのは楽しめているかどうか、開発している人がいるかどうか、色々な問題や難しいことがあってもやっていけるかどうかだ。

初学者も上級者もない、みな勝手に言って、勝手に書いて、今日も世界を変えている。それだけ。こんな話やめて、炎上なんか無視して良いプロダクトを作りたい。それだけ。臭いものに蓋をする今日のTwitter。