ロンドン旅行が終わり社会復帰して一週間たった。初めての長期休暇は満喫できた。飛行機で調整したのであまり時差ぼけなく生活できている。それでもまだ本調子ではないっぽくて風邪気味。旅行中、マメにブログ更新とかはしなかったのでまとめて書く11月2本目の記事になってしまった。(記事は書いてるけど更新できてないので数日続けて更新する)
旅行に行く前に不安だったこととか調べきれてなかったこととかは現地で臨機応変にいくのが一番いいというのが今の感想。どうも海外旅行のブログとか情報源って古いものが多いので、2016年に見たロンドンについて少しだけ書いて誰かの役にたてばいいな。ロンドンはインターネットの会社も支所を置いてるところが多いし、住みやすい&住みたい街ランキングも上位だし、人も多く文明も発達してるので正直なところ東京よりずっと過ごしやすい。空気もいい。寒かったけど。今もまだチケットがすごく安いと思うのでおすすめ。
思ってた以上に人と雰囲気は良くて、ブログや本で見るのではなく、旅をして実際に体験することの大切さを思い出した。今年はバイク旅をほとんどできてないのが寂しくなった。
どこに行ったとかはテンプレっぽいのでどどんと写真を載せて、いくつか感想を書く。結構写真とったのに、メモリーカードをなくしてしまって旅の前半の写真がごっそり消えた...orz なのでケータイの微妙なやつ何枚かで補充...
タワーブリッジ。でかすぎた。
アフタヌーンティー
街並み
文化について
街には芸術が溢れていて楽しい。芸術が溢れているというより、オフィスやちょっとした空間に芸術を取り入れることを意識しているのがいい。突然石像とか大聖堂とかがでてきて「ありがてぇありがてぇ」って言いながら歩き回った。異国の石造りの街並みはそれだけで心がワクワクしてよかった。そういえば日本のオフィスって小綺麗にすることとか機能的であることとかなんか全体的に「合理的」なんだけど、イギリスは使い勝手は良くないけど綺麗に見えるようにガラスを使ったり、部屋には一つ現代アートを置いて全体を設計するとかそういうのがおしゃれ。
普段は渋谷にいるせいもあるんだけど、足元に落ちているゴミが少なかった印象。あとタバコは分煙あまりされてないけど、ゴミ箱に吸い殻を捨てる習慣があって綺麗。街中のゴミ箱が多いのも良かったのかな。ウォールアートもそこら中にある。あとホームレスと大道芸にみんな優しい。
飯は本当にまずいのか
気になっていて楽しみでもあったこれ。率直な感想 「全然まずくない。むしろうまい」 ステーキ系はどれもボリューム満点だし、海鮮もうまかった。写真はないがイングリッシュブレックファーストも 豆以外 はうまかった。豆は二口目で飽きた。笑
テートモダンのレストランで食ったTボーンステーキがうますぎた。 だがどこでも同じだと思うけど、1週間外食するのはツラいってくらい。他にもいくつか注意点。
- スープはパンがつくから気をつけろ
- サイドディッシュはサラダにしとけ、ポテトはダメだ
- フィッシュ&チップスはうまいが一人では食い切れない(食ってもその日は使い物にならない)
- 基本的にサイズがでかいので、レストランなどは数品頼んで「シェアするよ」と伝えると理解してもらえる
また写真はないけどレストランで食べた牡蠣はめちゃくちゃうまかった。牡蠣祭りというのがあるくらい人気らしい。養殖ガキなのだけど、ほとんどが日本由来の種の牡蠣らしい。
あとロンドン市内にはいくつもマーケットがあって、露店販売的なのもかなり多い。そこでは試食しまくって買うのが普通らしく、たくさん試食させてくれる笑 お酒を持ちながら歩き回るだけで結構満足できる。
最後に何と言ってもビールがうまい!!!もちろん好き嫌いはあるだろうけど、クラフトビールが本当に種類豊富でいい。エールビールが好きな人はかなりいいと思う。
このCamdenTownBreweryが作ってるシリーズがどれも美味くて、見つけてから帰るまで毎日飲んでた。工場までいって近くのパブで飲んだパイントはよかった...
イギリス、飯うまい
物価とか生活について
物価はそんなに安くない。ビール、野菜、果物、乳製品などは日本に比べて安い。日本のコンビニでもあるカットパイン的なのが80ペンス(100円くらい?)でほぼ毎日食ってた。
移動はバスと電車がめちゃくちゃ発達していて、日本のsuice的なICカードのオイスターカードというのがある。オイスターカードはめっちゃ便利だが、ロンドン市内向けなので地方へ行くにはあまり役立たないのとチャージが駅にある無人機でしかできないことだと思う。日本はコンビニとかバスでもチャージできるのが結構便利だなと気づいた。
Stonehenge
教科書でしか見たことない光景のまさに代名詞的なものだったので、予ねてから行きたいと思い続けていたストーンヘンジ。成り立ちとかなんとかはまぁググればわかるから書かないけど、イギリスでも結構田舎の方にポツンと突然ある。近くには便利なビジターセンターがあって軽食を食べたりできる。11月でめちゃくちゃ寒くて、ここがあるのは助かった。周りに風を遮る山などがないのでめちゃくちゃ風が強かった笑
ここへの行き方はロンドン市内のウォータールー駅からSouth Westラインに乗ってソールズベリーという街にいき、駅から出てるバスに乗るだけ。簡単。値段は電車が往復30~40ポンド、バスと見学チケットで20~30ポンドくらいだった。
Seven Sisters
とりあえず壮大すぎて自分がちっぽけに感じるあれです笑(スケールやばくない?) 白く見える部分は全部石灰の壁で、毎年30~40センチ侵食が進んでいるらしいいるらしい。 このでかい断崖絶壁が海岸線に数キロ続いている光景はまさに世界の果てっぽい。ここに来る途中に寄れるブライトンという街もすごくいい雰囲気だった。引退したあと住んでる人が多そう。
行くのはこちらもすごく簡単でロンドン市内のレスタースクエア駅からSouthernラインに乗ってイーストボーンかブライトンという街までいって、そこから出てるバスに乗ればいい。バス停からはだだっ広い草原を歩いて30分くらいするとこの断崖絶壁が現れる。風が強いのと、崖の端は侵食が進んでいるのでマジで気をつけたほうがいい。崖っぷりからの眺めは本当に最高だった。
芸術溢れてる
芸術の街パリとは聞くけど、イギリスもすごく良かった。大英博物館、ナショナルギャラリー、テートモダン、ローカルのギャラリーなどそこら中に芸術が溢れている。しかもほとんどのところが無料!で入れるのだ。当初楽しみにしていた大英博物館はエジプト系の大きな石像とかロゼッタストーンとかは良かったけど、美術館ではないので自分はナショナルギャラリーとかテートモダンの方が好きだった。 高さが6~7mもある本物の油絵はマジで迫力があっていい。教科書ではわからない作品の偉大さが伝わって来る。
日本でも昔の絵は「偉人」が描かれるように、昔は絵を描くことに意味があった。偉大な人物の偉大さを世界に、民衆に伝えるとか自分たちの信じるもの(多くの場合は神、イギリスはキリスト信仰なのでイエスとかマリアとか聖母)を描き残すためのものだったのがわかる。世紀ごとに区画が分かれていて、その当時に絵として人々に求められたものがわかるのは興奮する。(15~16世紀はほっとんど聖母と子供を崇める絵なんだけどね)
ゴッホのひまわりを観れたのもよかったけど、個人的にはターナーの荒々しい海と光の絵やクロードの港の絵がぶっ刺さって、他にもモネ、フェルメール、ルソー、セザンヌ、ダヴィンチなど名だたる名画家の実物に興奮した。
ジョルジュ・スーラのアニエールの水浴もすごく良かった。
印象派が好きなのかな?とも思うけど、見ている作品が偏っているのでまだまだいろんな美術に触れてみたい。美術について全然知識ないけど、一目見て「すっげぇ…」って魅せられてしまうのがやっぱいい。ピカソとダリもいくつか見たけど、シュールレアリズムはよくわからん。笑
2016年のロンドンの話だったのか?写真が消えてしまったけど、ビックベンとかウェストミンスター大聖堂(ここは写真撮影不可)とかグリニッチもいった。1000年くらい前からある石の建物が崩れないのは地震がない地域ならではだなと感じた。歴史ある街をゆっくり旅できて楽しかった。いい思い出になった。